体験・現実

作文における自分のアピールの仕方

欠点など書かずに、長所だけを書く

 作文の場合、あなたの「積極的に生きようとする、学ぼうとする姿勢や豊かな感受性」をアピールしなければなりません。
 ところが、多くの人は自分に自信を持っていないため、自分の欠点を書いておいてから長所についても述べなければ公平性を欠くというような考え方をします。しかしここで書かれる欠点は、読む側からすれば、言い訳としか映りません。
 作文を書く場合には、欠点などは一切書かずに、「自分の一番アピールできるポイントはここだ」とストレートにそれだけを主張しましょう。(『ねこ』P10

長所を読み取らせることが必要

 「私には○○の長所があります」と書いただけで、「ほおそおか、そんな長所を持っているんだ」と信じてくれる人がいると考えるのは、よほどおめでたい考えです。普通人は、「私は人を思いやる」「優しい」「感受性がある」などといっても、「本人はそのつもりなんだろうけれど、本当にそうかな」と思ってしまいます。
 ですから、自分の良さを人に感じ取ってもらうためには、抽象的な「思いやりがある」「優しい」「感受性がある」といった言葉を連ねただけでは意味を持ちません。むしろそのような言葉を一切書かずにおいて、自分が人を思いやった最も典型的な事例についてのエピソードを書くのです。そのことによって、「思いやりがある」と一切自分では書かないのに、いやむしろ書かないからこそ余計に、「ああ、この人は思いやりがある優しい人なんだな」と思ってくれるのです。
 このように作文の場合には、何か主張したいことの裏付けとなる具体的なエピソードや考え方などが絶対に必要です。そのようなエピソードや前向きに取り組んでいることの証(あかし)となるような思考を綴(つづ)っていくことで、自分の「積極的に生きようとする、学ぼうとする姿勢や豊かな感受性」をアピールするというのが、作文の書き方です。(『ねこ』P9

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