教材論 >  山月記  「人間」であることを求め、破れた李徴

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この章は「山月記  「人間」であることを求め、破れた李徴」です

 「人間」であることを求め、理想を追求しながらも、己の弱さの故に結局夢破れた、芸術者-李徴-について考えてみましょう。

この章の記事一覧

1.はじめに

 「山月記」は従来さまざまに論じられてきたが、例えば   不条理な運命 「尊大な...

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2.運命を受け取って望む方向に生きていかなければならない人間の嘆き

 李徴は、虎になったことから、生き物としての存在について、「理由もわからずに押し...

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3.李徴の望む生き方

 ここで一つ注意しておかなければならないことは、李徴にとっての「己の求める方向」...

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4.李徴は、物事を抽象的内省的に考えていくタイプ

 ところで、先の生き物のさだめ云々の言葉は、自分が虎になったことを知ったそのとき...

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5.李徴の理想主義的潔癖さ

 ここで、「性、狷介、自ら恃むところすこぶる厚く、賎吏に甘んずるを潔(いさぎよ)...

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6.李徴が詩に求めたもの

 李徴が詩に求めたものについて考えてみたい。李徴が求めたのは、「詩家としての名」...

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7.虎となった李徴にとって、詩とはどのようなものであったか

 虎となった李徴にとっての詩とは、それによって名をあげることなど、もはやかなわぬ...

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8.臆病な自尊心と、尊大な羞恥心

 「臆病な自尊心」「尊大な羞恥心」という言葉は、かなり分かりにくい。しかし本文中...

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9.「妻子の衣食のため」と「己の詩業に半ば絶望した」ということ

 李徴が「一地方官吏の職を奉」じることになった理由は、 数年の後、貧窮に堪えず、...

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10.虎になった理由と李徴の「自嘲癖」

 「虎になった李徴が何を考え、何を感じているのか」を読みとることが大切で、「李徴...

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11.李徴という人物(まとめ)

 以上、李徴という人物の人間像について様々な視点から読解を試みてきた。これらの考...

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 一般に考えられている読み方ではどうも納得がいかない作品について、読解を試みます。『羅生門』『山月記』『舞姫』など。

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