3 人付き合い
3 人付き合い
(添削記号については、「凡例」参照のこと)
話し手、聞き手になるタイミング
私は高校生活を送る中で、会話をする時(×中で)の「話し手や聞き手になるタイミング」、そして「相手に合った話題選び」など、いろいろなことを考えさせられた。
私は昔から、(×思いつきで)自分の思ったことを思いついた時に話す(×話をする)という癖があった。それは、「自分の思ったことのすべてを相手に知ってもらいたい」という気持ちからだった。だから私は、ある(×なし)友人と喧嘩をして相手の気持ちを聞くまでは(×なし)ずっと話し手だった。
その友人から(の)私に対する気持ちを聞いた時、「自分のことしか考えていない(×ない)自分」というものが見えて、(×はっきりいって)とてもショックだった。私は自分の思ったことを相手に話す(×話する)のに(×が)精一杯で、自分の考えを相手に話すタイミングなど考えていなかったので(×タイミングを考えず、話をしてしまっていたので)、人が話している途中に割り込んで自分の話題に変えてしまったり、人の話を聞いていなかったりと、会話のルールに反することばかり(×ばっかり)してしまっていたのだ。
そのことに気づいた時から、私は「話す」ということがとても苦手になった。「今は自分のことを話してもいいのだろうか。」「自分が話そうとしている話題は今言うべきなのだろうか、もっと似た話題が出る時まで待った方がいいのだろうか。」など、いろいろ考えてしまう。だが、社会に出ると(×たら)今よりもっとたくさんの人と話す機会が増えるので、その時までには会話のルールに反することなく自然に会話ができるようになりたいと思っている。
(×いらない)
私は、会話をする中で見つけた自分の欠点は、自分を新しくするとても重要な第一歩になると思う。だから(×そして)、そのことに気づかせてくれた友人に感謝したい。
なにも部活動に入ったり、検定に向けて頑張ったりしていないと作文を書けないわけではない。そのことに気づかせてくれるよい作文である。
ただし、やはり何も考えていない人は何も書くことができないだろう、ということがよく分かる作文でもある。