2 皆勤

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2 皆勤

  (添削記号については、「凡例」参照のこと)

  私の誇りに思っていること

 (×いらない)

 高校生活を振り返ってみるといろいろなことが頭の中に 思い浮かんでくる。検定や体育祭や百周年記念祭、漢字テストなど多くの思い出がある。私の高校生活の三年間は、それらのいろいろな思い出が詰まっている、長いようでとても毎日の経過が早いものだった。その中でも特に印象的なことがいくつかあった。

 私は、家から学校までが遠く、とても不便な場所に住んでいたので、いつも一時間半かけて学校に通っていた。学校に通い始めた頃、一時間半かかる通学はそんなに容易なものではなく、とても辛いことだった。毎朝、(×7)時前には家を出発してバスと電車に乗り継ぎ、自転車で学校まで通っていた。こうなることは入学する前から分かっていたことだが、ある一つのことを三年間やり通そうと決めていた私にとっては、実際に毎日続けるのはとても大変で強い精神(×精心)力も必要だった。
 そのあることとは、「無遅刻・無欠席」である。私は小学校に入学した時から一日も学校を休むまい(×まない)と決め、それを中学校卒業(×ており、それを、中学校を卒業する)までやり通した。高校に入ってからも、体の調子が悪く、とても辛い日もあった。電車からバスへの乗り継ぎで一時間待つことが何度もあり、そのたびに嫌な気持ちが膨らんできた。けれども、今まで長い期間やり通して来たことだから、高校の三年間も休まずに行くことができるだろうという確信(×自信)があった。
 夏になると暑くて体がだるくなり、保健室へ行く友達が増え、冬になると朝なかなか起きられなく(×起きれなく)なり、寝坊して学校に遅れる人が増えてくる。そんな時に、「強い精神力があれば私の三年間の目標は達成できる。」と思った。「何か自分で決めてやり始めたことを最後までやる。」と言うことは簡単だけれども(×けど)、それを実際に行動に移(×してする)ということはそんなに簡単なことではない(×にはできない)。
 私が、小学校の時から(×から高校生になってからの)今まででやり通して来たことはたった一つのことかもしれないが、誇りに思っていることである。

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