最低限の表記注意
最低限の記号の使い方、表記の注意
- 文字は、略字を使わず楷書で丁寧に書く。句読点についてもいいかげんに書かず、「、」「。」とはっきり打つ。日本語の「、」「。」は決して「.」ではない。
- 原則として一つの記号には一マス使う。ただし 。」 はこれを一マスに入れる。
句読点、 」 ) など閉じる符号が原稿用紙の一番上にくるときは、それを前の行の一番下にはみ出して書き、行頭にはもってこない。(ただし、現代文の問題で字数制限があり、しかも「句読点を含む」という但し書きがついているときは、行頭であってもそのまま書く。) - 縦書きの場合、数字は漢数字を使う。横書きの場合、熟語として定着している場合は漢数字、数を表す数字は算用数字を使う。
- 『』の使い方
- 「」の中にさらに「」を使う必要があるとき。
- 本の名前。 『我が輩は猫である』
これ以外のときはむやみと使わない。(前項8参照)
- 名詞を並列に並べる時は・を使う。
(例) - 引用
- 短い引用
- 「」で囲んで文章中にそのまま入れる。
- 長文の引用
-
引用文は二字下げたところが原稿用紙の一番上のつもりで書く。
文の途中で、改行して二字下げで長文を引用し、引用が終わって改行して元の文を続ける時は、改行しても一字下げないで続ける。
(例)『ねこの小論文・作文講義』では、小論文において 筆者がどのような立場から論じなければならないかについて、
文章を書く時、「自分にも責任がある(関わりがある)ものとして」論じることが絶対に必要である。と書いている。
このことについてもう少し詳しく説明すると、〜。
- 会話
- 短い会話
- 「」で囲んで文章中にそのまま入れる。
- 長い会話が続く時。
-
改行して字下げをしないで書き始める。
引用が終わって元の文に戻る書き方は、例のように二通りある。
(例1)今日のねこ先生の授業の後、
「『が』は本当に、前後の関係があまりないようなものでも結びつけてしまうな。」
「読点を打って文章をつないでいく時も気をつけないとな。」
などと友達と話し合った。
そして〜(例2)
今日のねこ先生の授業の後、
「『が』は本当に、前後の関係があまりないようなものでも結びつけてしまうな。」
「読点を打って文章をつないでいく時も気をつけないとな。」などと友達と話し合った。
そして〜